“ミニマリスト”に学ぶライフスタイルのヒント
今よりもっと好きなことや大切なことを優先できるシンプルな暮らしに変えてみたくありませんか?これからについて考えるチャンスです!
ライフスタイルをミニマル化したミニマリストたちには学ぶところがたくさん。今回は、周りと調和しながらハッピーな暮らしを送るためのヒントを【衣・食・住】別にご紹介します。
ミニマリストとは?
持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語。
自分のもとに集まってきた不要な物を処分し残されたものをみると、「そうそう、こういうのが好きだった」なんて気づきもありますよね。
多くの物や習慣に埋もれていた「本当に好きなこと」「大切にしたいこと」が見えてくると“自分らしさ”の本質を再発見できるうれしい効果が♪
より心地よい暮らしを求めて行動や考え方が変わっていくと、その流れで毎日の暮らしがハッピーなサイクルになっていくそうです。
“ミニマリスト”のライフスタイル~衣~
マイベーシックがある
多くのミニマリストは自分が納得できる定番アイテムをベースにワードローブを揃えています。手持ちの洋服すべてが着回しができる服なら、コーディネートに頭を悩ます必要もなく合理的ですよね。

ミニマリストが選ぶのは自分の基準をクリアしたシンプルなアイテムなので、気に入ったものは色違いで揃えたりします。自分の基準がしっかりあるのでアイテム選びに迷う時間も少ないみたい。

体型にあった白シャツ、デニム、活躍頻度の多いきれいめのパンツ、フラットシューズ・・・など、コーディネートに不可欠な定番アイテムが不完全ならば、目を引く流行のアイテムを買うよりもまず先に、ベーシックなアイテムから揃えてみましょう。
”ときめくだけ”のものは買わない

どんなに素敵な洋服でも3パターン以上コーディネートが浮かばないものはタンスの肥やしになってしまします。年に数回あるかないかのパーティーのときも、普段にも着回しができるベーシックなブラックドレスを選んだり、ドレスをレンタルする場合も。
清潔感を大切にする

少ない洋服を着まわしているからこそ、大切にしたい清潔感。お気に入りの服だからお手入れもきちんとします。毛玉やよれ具合が出て、着ている時に堂々とふるまえないものは思い切って処分を。
“ミニマリスト”のライフスタイル~食~
定番メニューを決めている
食事のメニューは一汁三菜・・・などと決めてしまっているミニマリストが多いようです。定番化すると献立に悩む時間も、お金も節約できますね。
常備菜をつくる

自炊派のミニマリストの習慣の一つが常備菜作り。朝ごはん、お弁当、夕食・・・と常備菜があれば栄養バランスのとれたお家ごはんがいつでも食べられて外食も減りますね。

常備菜の定番きんぴら。ごぼう、にんじん、こんにゃく、れんこん、牛肉、豚肉など具沢山でつくればりっぱなおかずに。他にも冷蔵庫にある食材を組み合わせて作ってもOK。

ごはんが進む味付けひじきの煮物。こちらも定番の常備菜ですよね。
お弁当をつくる
常備菜を利用したお弁当を持参すれば、ランチの時間も有効利用できて健康にも◎。自分に合う方法で取り入れたいですね。

茶色くなりがちなお弁当も、いんげんとにんじんの胡麻和えなら彩りのバランスも◎。小分けにして冷凍保存も出来ます。

濃いめの甘辛い味付けが美味しいたらこと昆布のつくだ煮。白いごはんにはもちろん、おにぎりの具にもおすすめです。
家庭菜園を楽しむ
庭やベランダで家庭菜園を楽しむミニマリストも。ハーブや育つ野菜を自給自足できたら、お料理も楽しめるし、健康にもお財布にも優しいですね。
自家製調味料をつくる
採れた野菜や自宅にある材料を使って無添加で健康的な自家製調味料を作ってみませんか?おすすめの自家製調味料とアレンジレシピをご紹介します。

【ネギ塩ダレ 】
ネギ塩ダレを作っておけば、お肉やお魚にかけてメインとしてはもちろん、野菜と和えて副菜に、お豆腐にかけてもおつまみにも大活躍!

たたききゅうりねぎ塩だれをからめるだけの即席レシピ。ラー油をかけてピリ辛にするのもおすすめです。

ネギとごま油の風味が効いたちょっぴり中華風の焼きおにぎりのレシピです。

【塩麹】
ほんのり甘口タイプの塩麹レシピ。塩麹は野菜と和えたり、お肉を漬けたり、炒め物の味付けに使ったり万能調味料ですね。

中途半端に残っている野菜を使って作る野菜のピリ辛甘酢塩麹漬けのレシピ。食欲の無い日もさっぱりと食べられます。
“ミニマリスト”のライフスタイル~住~
何もない空間をつくる

一部屋(または一コーナー)何もない空間を作ります。電化製品や周りの物に刺激されない“無”になれる空間があれば、読書をしたり、休息、何かを教えたり・・・落ち着いた自由な空間で創造力が高まります。
物がない部屋というより、自由になる空間が贅沢にある。
この部屋が一つあることで、沢山の用途を持った部屋に変身できます。物がある生活も良いですが、空間がある生活もおススメです
収納を増やさない・モノを飾らない
収納が増えると、それに合わせて物も増えてしまいます。スペースがあってもそこに物を置かないのがミニマリスト流。
また、“必ずしも物を飾ることは無い”ということを覚えておきたいですね。
多目的に使えるものを買う

ミニマリストが好むものは何通りにも使えるもの。写真のようなベンチは座る、飾る、踏み台にする・・・と、いろいろな用途に使えるのでどんなライフスタイルの変化にも対応できて長く使うことができます。
おわりに
いかかでしたでしょうか。衣食住ごとにミニマリストのライフスタイルのポイントをまとめてみました。ご自身の生活にプラスになるものがあればぜひ取り入れて、より快適な暮らしを送ってみてくださいね。
“丁寧な心地よい暮らし”ってなんだろう・・・?最近すこし疲れているかな・・・
そう感じた時は、もしかしたら不要なことにエネルギーを注いでしまっているのかも知れません。