すっきりしたお部屋にも配線は不可欠

家族が集まるリビングはいろいろなものを充電するのに便利なエリアです。でも、人が集まる空間だからこそ、いつも、すっきりきれいに片づけておきたいですよね。

コンセント近くの棚に無造作に配線を行うと、色とりどりのコードが溢れるという結果になりがちです。
コードというものは、ひとつひとつは小さなものなのに、いくつも集まるとそれだけで空間を圧迫するアイテムになってしまいます。
できるだけコードを表に出さないように、配線を工夫して、すっきりしたお部屋を確保してみましょう。
配線を整えてみよう
シンプルなケーブルボックスを使って

こちらのケーブルボックスは大きめの電源タップもすっぽりと入る大きさです。電源タップも間隔があいているものをチョイスするとACアダプターにも使うことができますね。

壁のコンセントがたこ足配線になっています。コードの色も統一されておらず、ごちゃついた印象になってしまいますね。

空気清浄機の後ろにケーブルボックスを隠してあげると、こんなにもすっきりと美しくなりました。コンセントの口の部分で使っていないところにはキャップをしてあげると、埃を寄せつけません。
温もりを感じる木製のケーブルボックスに収納

一か所にコード類を集めても、上部が開いている入れ物だと結局ごちゃついた様子が丸見えになってしまいます。この状態だと、コードを挿し直すときも大変ですよね。

こちらの木製のケースは実はケーブルボックス。上部が平らな蓋になっているので、その上にほかのものを置くこともできます。

ボックスから出すコードはできるだけ少なくして、大きめのタップを活用するとすっきりとします。タップにスイッチがついているタイプを使うと、コードを抜いたり挿したりすることなくスイッチを切ることができますね。
テーブル下に突っ張り棒を渡して

テーブルの下に突っ張り棒を渡して、タップを引っかけています。二本の突っ張り棒の間にコンセントを挿すようにしているので、落下してしまうことはありません。テーブルを充電ステーションにしたいときに便利なアイデアです。

テーブルの下にプリンタも一緒に収納しておけばさらにすっきりしますね。パソコン仕事をするテーブルなどに使ってみるとよさそうです。
100円ショップの箱を使って

100円ショップにもお洒落なペーパーボックスが見られるようになりました。こちらはセリアのペーパーボックスで、持ち手の部分にコードを通すとちょうどいいケーブルボックスになりました。

100円ショップのものには見えない上、コード類をすっきり収納することができました。ペーパーボックスを使った収納では、大きく蓋を開くことができるので、大きめのACアダプターが多いときでもわかりやすい配線にすることができます。
シンプルなラタンのカゴを使う

棚を充電ステーションにしています。パソコンやタブレットなど大きめのデジタル機器は落下の恐れのない広い場所で充電したいですよね。

充電していないときは、コード自体を籠にしまっておけば、目立ちません。
布をかけて目かくしに

ルーターなどの機器類は高さがあるので、ケーブルボックスでは収納できないこともよくあります。

ナチュラルな雰囲気のバスケットの一部にカッターで配線用の穴を開けます。

壁のコンセント側に配線用の穴が来るように配置するだけでも、ごちゃつきが改善されました。

さらにすっきりさせるために、北欧風の布を籠の上にかけています。これなら、籠より背の高い機器もきちんと隠すことができますね。
ファブリックパネルを使って

とてもお洒落な北欧調のファブリックパネル。実はこの裏側が配線ステーションになっているんです。

ファブリックパネルの裏側の板のところにネジを差して、そこにコンセントタップを引っかけています。
すのこを立てかけるだけでも

こちらはすのこを使った配線ステーションの様子です。すのこはもともと間隔があいているので、そこからコードを出すことができます。

こんな風にすのこにコンセントタップを取り付けて、下側からコンセントをさすようになっています。

テレビの後ろに隠しておけば、コードがだらりと見えてしまうことはありません。
両面テープでコンセント自体を留めて

マジックテープでコンセントタップ自体をテレビの裏側にとりつけています。マジックテープは両面テープよりもしっかりとくっつくそうです。

下側からコンセントをさすようになっているので、コンセント部分に埃がたまってしまうこともありません。
フックを使って、途中のコードもまとめる

壁からコードを伸ばす際に、床にだらりとコードが垂れてしまうとお掃除が大変になってしまいます。そんなときは、家具の裏側にフックをつけて、そこに一度ひっかけてから配線ステーションまで伸ばすようにするとすっきりとします。

籠の中なら多少ごちゃついていても、見えないように布をかけてしまえば美しく整えることができます。

大きめの籠を使えば、全部の配線を一か所に集めておけるので、お掃除もラクチンです。
テーブル自体に配線エリアを作る

パソコンデスクを購入するときに、もともと配線用のスペースが設けられているのもをチョイスするのもいいですね。

スリットが横に長く入っているので、どこからでもコードを出すことができるところが便利です。たくさんのデジタル機器に接続したいときに重宝します。
ケーブルをまとめるだけでもすっきり!
だらだらと何本ものコードが下がっているときは、それをひとまとめにするだけでもすっきり感がアップします。黒いコード、白いコードと同じ色のコードをだけを集めて、同色のタイピンでひとまとめにしてみましょう。

マジックテープになっている配線ベルトを使うのもいいですね。こちらは100円ショップのダイソーのものです。

長く伸びているコードをぐるぐる巻きにしてひとまとめにします。中でコードが断線しないように、丁寧に巻くようにしましょう。

壁のコンセント近くにコードをまとめた籠を置いておけば美しく、便利です。

100円ショップに売っているコードキャッチというアイテムなら、きっちりコードをまとめることができます。

コードキャッチにマスキングテープを貼って、なんのコードなのか分かるようにしておくと、似たようなコードでも簡単に見分けられます。
壁沿いには配線カバーを使う

壁にコードを這わせるときは、配線カバーを使うと見栄え良くなります。壁と同色系の配線カバーをチョイスするのがポイントです。

壁を傷つけないように、まずマスキングテープを貼って、その上に配線カバーを設置すると後から外すときもきれいに外せます。

配線コード自体もころころ落ちてしまわないように、両面テープで留めています。

配線カバーの色味が壁紙と少し違うときは、配線カバーの上にもマスキングテープを貼ってしまうとカムフラージュしやすくなります。

長い距離でコードを這わせたいときは、コードフックが便利です。

コードフックを使えば、コーナーでもきれいにコードを這わせることができますね。
すっきりとした配線で心地よい暮らしを

コンセントの位置や充電したいものによっても、配線ステーションの場所は変わります。お部屋が美しく見えるように整えるのはもちろん、コンセントは便利に使えなければ意味がありません。今回、ご紹介したアイデアを駆使して、配線まわりをすっきりさせてみてくださいね♪
毎日、さまざまな機器の充電が欠かせない世の中になりました。何種類もの充電コードをきれいに管理するのは、とても難しいものです。静電気は埃を引き付けるので、お掃除も大変になってしまいます。配線まわりの整え方を一緒に考えていきましょう。