注目の観葉植物「コウモリラン」って知ってる?
インテリアグリーンとして人気急上昇!
原産国は熱帯地域

原産国は、アフリカ・マダガスカル・東南アジア・太平洋諸島・オーストラリア・南アメリカの熱帯地域。「ラン」と名前に入っていますが蘭の種類ではなく、種子をつけないシダ植物の仲間で、樹木に着生して育ちます。
名前の由来

ダイナミックに広がった葉っぱが、コウモリが羽を広げたように見えることからこの名前がつきました。日本へは明治時代初期頃に伝わり、葉っぱが鹿の角に似ているとして麇角羊歯(ビカクシダ)とも呼ばれています。
初心者さんにもおすすめ!コウモリランの育て方
鉢植え

1. 苗を取り出し、根っこについている土をもみほぐし取り除く
2. 水苔を丸めて苔玉を作り、根で苔玉を覆い、その周りを水苔で覆う
3. 鉢の底に軽石や発泡スチロールを敷き、苗を植える
4. そのまま鉢ごと水の中に沈め、水苔に水を吸わせたら引き上げ、半日陰の場所に置く
活着

壁からダラ~ンと身を投げだしているコウモリランの姿に、癒されます。
ハンギング

カフェ風インテリアが好きな方におすすめなのはハングング。小さいものなら可愛らしい雰囲気に。大きなものだとジャングルのような雰囲気に。
①配合土を使う
②直射日光の当たらない明るい場所で育てる

直射日光の当たらない、カーテン越しの日陰などの明るい場所がベスト。耐陰性があるので、少々の日陰でも大丈夫ですが、日光に当たらない日が続くと葉が弱ってきて元気がなくなってしまいます。夏の陽ざしや寒い冬の時期は避けて、春や秋は軒下で日光浴を。
③水やりは土が乾いてから

土が乾いたら、たっぷり水やりをします。土が乾かないうちに水やりをすると、根腐れを起こして枯れてしまうので気をつけましょう。バケツや深めのボウルなどに水を張って、鉢植えは土が水を吸収するまで、活着タイプやハンギングタイプは10分ほどつけておきます。
④温度は10℃以上を保って

熱帯植物なので寒さに弱いコウモリラン。10℃以上の環境を保ってあげることが大切です。
⑤肥料は適量を守る

成長期の春~夏の間、2か月に1回、重なっている貯水葉(根元の大きな葉。長く前面に伸びている葉は胞子葉)の裏側や鉢の片隅に緩効性の化学肥料または生油粕の置き肥を与えます。肥料の与え過ぎは枯れる原因になるので注意してください。
みんなのコウモリラン☆

エアプランツと一緒に。手間のかからない観葉植物なら、忙しい人もグリーン・インテリアを楽しめますね。

飾り方次第でアーティスティックな作品に。

個性的な表情のコウモリランは、見ていて飽きない魅力があります。

壁にたくさんのコウモリラン。ジャングルの中にいるような雰囲気に。

麻布で鉢を覆うだけでナチュラルさが増します。

夏らしく涼し気で自然を楽しめる素敵な玄関の完成です。

コロンと床に置いてあるだけでも絵になる。
おわりに

ユニークなルックスで見る人の心をとらえるコウモリラン。丈夫で育てやすく、仕立て方によってかっこ良くも可愛くもなる不思議な魅力があります。

あなたもぜひお部屋のインテリアに取り入れて、コウモリランのある暮らしを楽しんでみませんか☆
葉っぱの重なりが美しいこちらの観葉植物は、今注目を集めている「コウモリラン」。鉢植え・板に着生させる活着・ハンギングなどの育て方があり、個性的なグリーンとして、お部屋のインテリアに取り入れる人が増えています。