女性に優しいじんわりパワー

日本で長く愛されてきた「湯たんぽ」
熱いお湯を注ぐだけの簡単暖房器具「湯たんぽ」。必要なものはお湯だけという手軽さから、日本でも昔から愛されています。

昔、おばあちゃんが使っていた…なんてイメージもありますが、今、再びその良さが見直されているんです。
近年、湯たんぽが再注目される理由
電気に比べて、じんわり温める!

さて、ではどうして湯たんぽの何が見直されているのでしょう。じつは、湯たんぽは電気毛布やアンカと比べて、少しずつじんわりと体を温めてくれるのが特徴。その優しさがポイントなのです。
肌や空気が乾燥しない

また、他の暖房器具と違い、使用することで肌や空気が乾燥するということもありません。
優しいけれど、意外にパワフル♪
マイルドな温かさは頼りないと思う方もいるかもしれませんが、そのパワーは意外にも大きく、お部屋の温度を少し上げてくれることもあるようです。
コードもなくて、ペットにもおすすめ!

じんわり温まる上に、コードもないのですっきり。ペットにもおすすめです。ゆっくりと眠れそうですね。
かわいいカバーがいろいろ選べる!

最近では、素材やデザインにこだわったカバーも豊富なので、選ぶのも楽しいですね。おしゃれなので、オフィスなどで使っても抵抗がありません。
湯たんぽは、こんな人におすすめ!
体が冷えやすい方に!

肌を乾燥させずに、体をじんわりと温めてくれる湯たんぽは、女性の大敵「冷え」にもぴったりなんです。
湯たんぽでお腹や腰などの体幹を温めると、めぐりがよくなるといわれます。デスクワークのときなどにも湯たんぽを抱えていることで、体がラクになりそうですね。
生理のときに

生理のときの不快感は、女性にとって悩みのタネですね。湯たんぽでじんわりとお腹を温めることで、血のめぐりが促され、生理時の悩みの改善に役立つようですよ。
お通じや肌の悩みにも
お腹を温めてめぐりを促す湯たんぽは、お通じの悩みを持つ方にもぴったり。お通じの調子が整わないことで肌が荒れがちな方にもおすすめです。
湯たんぽの使い方
湯たんぽの理想的な温度は?
湯たんぽに入れるお湯の適温は、約70℃。料理用の温度計があると便利ですが、なければやかんの底から小さめの泡が増えてきた頃が目安だとか。なお、温度に関しては必ず使用する湯たんぽの取扱説明書で確認してください。
お風呂に入る前に体の芯から温めておく
熱いお湯に冷えた体で入っても、体の表面しか温まりません。効率的に温まるには、お風呂に入る前に湯たんぽで腰やお腹を温めておきましょう。そうすることで、芯からぽかぽかに。
安眠のお供に
寝る前に布団にあらかじめ湯たんぽを入れて、お布団の中をぽかぽかに。さらに湯たんぽでお尻や腰回りを温めると、足先まで温まり、安眠に繋がります。
低温やけどに注意

湯たんぽを使用するときは、必ず専用カバーか厚手の布で巻いて、直接肌に触れないようにしましょう。また、低温やけど予防のために、カバーをしている場合でも同じところに当てつづけないように注意しましょう。寝るときは体から少し離してあったまってくださいね。
素材もさまざま!おすすめの湯たんぽは、コチラ!
ポリ製

もっともポピュラーなポリ製(ポリエチレン)湯たんぽ。比較的安価で軽く、扱いもラク。熱伝導率と保温性が低いのが難点ですが、逆にやけどをしにくいというメリットも。

ポリ製の湯たんぽにも、おしゃれなカバー付きのものがいろいろあります。こんなかわいいデザインなら、オフィスなどでも使えますね。
ゴム製

病院でも使われているゴム製。使った後に収納しやすく、熱伝導率低いためやけどをしにくいのがメリット。ヨーロッパで注目されているロンドンの雑貨店のものだとか。

こちらは、ロンドン発の長~い湯たんぽ。全長81㎝あり、体全体を温めてくれます。抱き枕にもおすすめ。中は、高品質な天然ゴム。しかも、英国リバティ社を代表するタナローン生地使用で、コットンながらも絹のようにしなやかな手触り。

長さを生かして、腰に巻いたり、肩にかけて使うこともできます。ストラップ付きですので、とても便利。ハンズフリーで使えるので、お仕事もはかどります。
金属製

昔ながらのトタン素材などの金属湯たんぽは、何と言っても温かさが強く、丈夫なのが特徴。ただ、火傷しやすいので取り扱いには注意が必要です。昔懐かしい雰囲気のトタン素材でできた松野屋の湯たんぽ。

ご一緒に、松野屋オリジナルの湯たんぽカバーもおすすめです。撥水性もあり、丈夫で保温性に優れています。

ステンレス製の湯たんぽは、その耐久性と保温性の高さが魅力。少しお高めですが長く使うことができ、また心地いい温度を長くキープしてくれます。こちらは、湯たんぽもカバー、糸も、すべて新潟産。グッドデザイン賞を受賞した人気アイテムです。

持ち運べるちょうどいいサイズ。スポーツ観戦などにもよさそうですね。湯たんぽに見えないおしゃれさが素敵。プレゼントにもいいですね。
陶磁器製

江戸時代から使われている陶器製の湯たんぽ。保温性が高く、そして朝まで温かく、またじんわ~りと温まるので冷え性にもぴったり。ただし、陶磁器なので重さが結構あります。また、割れる心配があるので、取扱いには気をつけましょう!

1300年の歴史を持つ焼物の街、愛知県瀬戸市で瀬戸の伝統技術とデザインのコラボレーションで多くの製品を生み出しているセラミック・ジャパン。こちらの商品は、磁器製で電子レンジで温めることができます。
レンジでチンするエコウォーマー

湯たんぽがわりに患部を温めてくれる、スウェーデンの伝統的な自然療法「麦のホットパック」。かわいいクリッパンのファブリックカバーの中には、有機栽培の小麦とラベンダーが詰まっています。電子レンジで温めて使います。

ラベンダーの優しい香りでリフレッシュ効果も抜群。体のつらい部分を優しくじんわりと温めて、疲れを和らげてくれるので、お家でゆっくりするリラックスタイムにも重宝するアイテムです。

寒い時季に温めて使うだけでなく、暑い時季には冷凍庫で1~3時間冷やせば熱冷ましなどにも使えます。

かわいいぬいぐるみに見えますが、それだけではありません。こちらは、レンジでチンして使える、麦のエコウォーマー。肩にのせたり、お腹に当てたり、ひざに置いたり…いつもいっしょにいたくなる、キュートなあったかグッズです。
いかがでしたか?

エコでじんわりと温まり、地球にも女性にも優しい湯たんぽ。この冬を機に、湯たんぽ生活をはじめて、冷え知らずのあったか美人になっちゃいましょう。
再注目されている湯たんぽ。昔ながらの湯たんぽだけでなく、おしゃれなものもどんどん登場しているようですね。なにより、そのポイントは体に優しいじんわりパワー。エコという観点だけでなく、実は女性に嬉しいメリットもたくさんあるようですよ♪